私の名前は永遠に失われる

今日のタイトル、かっこいいかも。(笑)

昨日旦那が突然、「自分の名前変えたいと思ったことある?」って聞いてきたんです。「えー。あるよ。」と答えると、「なんて名前に変えたかったの?」と。

 

そう言われると、これといってアノ名前!っていうのはなかったんだけど。。。とにかく、私の名前はその当時全盛期の「〜子」。。。ボーン、もうそれだけで、当時の私は「ダサ!」って思ってた。さらになぜか姉妹には二文字のかわいい名前。

 

しかも、〜子の「〜」の部分の音がもう超絶冴えない。他人からしたらどう聞こえてるのかは分からないけど、私的にはなぜ親がこの名前をつけたのか、なぜこの名前がいいと思ったのか、疑問でしかなかったわけです。

 

「より子」とか「さえ子」なんて可愛いけど、私の名前、「子」の部分を取ると全く「女子」って感じがしないのよね。ただでさえ「子」が嫌だったのに。可愛らしい名前に憧れました。。。

 

という話を旦那にしたわけです。「その頃なんて「〜子」だらけでさあ。「子」の時代の後ろの方よ。」と言うと、「そういう名前はまた流行る時がくるの?」と。(あ、うちの旦那は外国人なんです。)外国のように、クリスチャンネームがわんさかあって、今も昔も同じ名前がグルグルと流行ったり流行らなかったりするのとは日本の名前って違うじゃないですか。英語圏でももちろんポッとでてきて最近使われない名前はありますが、ドカーンと流行って、二度と現れないって名前はあまりないかも。

 

私がさかのぼれる感じでは「なんとかのまろ」みたいな時代から「ごんざえもん」とかになってようやく近代で女子だと「きく」「うめ」「よね」みたいな名前が出て来ますよね。なんか、その頃にお母さんたちが自然の中にから美しいものとか愛でるものからとったのかなーって思わせる。

 

そのあと、「珠世」とか「京子」「幸子」みたいな名前がでてきたと思うんです。自然とだけ生きてきた時代と違うところに価値を見出し出したんでしょうか。

 

それで、私の時代がやってきたわけですよ。なんでもかんでも「〜子」「〜代」の時代。名前って、その時代時代の世相が表れてるんだなーって思ったんです。

 

そんな話をしていたら旦那が「もう流行らないってこと?ってことは、その名前は永遠に失われてしまうの?それともあるはあるけど、流行らないの?」と。考えてみました。

 

「〜子」。。。。ないね。。。無くなるってことだろうね。。。

 

そんなこと考えたことも無くて、ハッとさせられました。マジか。あんまり好きな名前じゃなかったけど、日本に誰もわたしと同じ名前の人がいなくなる日がきっとくるんだな、って。私から見たら「たね」とか「とよ」とかそういう感じに聞こえる時代が来て。。。

 

そんな事を思ってボンヤリしていると、旦那が、「そうかな。なくならないんじゃない?ほら、誰だっけ?一番最初の女の人の名前。」は?一番最初の女の人。。。。????

 

それ。。。卑弥呼じゃね?卑弥子じゃないんだけど。。。(笑)